こんにちは。
今日は、世界のコロナによる影響はどうなっているのか、まとめていきます。

コロナ、名前はお菓子みたいなのに、実態は恐ろしい
最近は、コロナという3文字に振り回されて、大変窮屈な生活を強いられていますね。
例えば、
リモートワークが増えたり、
アルバイトでは、営業時間が短縮したり、
マスクやトイレットペーパー、食べ物までも無くなったり、
様々な影響を生活する中で感じますね。
さて、今回は日本だけではなく、世界各国はどのような影響を受けており、
どのような対策をしているのかまとめてみました。
日本
初めに、我が国、日本です。
日本が取った対策は、クラスター作戦です。

クラスターとは、小規模な集団感染者を指し、それらが次の集団感染者を生み出さないようにすることです。
そこで、3密と呼ばれるものを辞めるように声がけをしています。
「密集」「密閉」「密接」です。
さらに、
「Social Distance」という言葉もあります。
その為、電車では窓を開けていたり、カフェや飲食店では座席間の距離を広くしたり、対策をしています。
4月3日現在で、感染者は3129人(クルーズ船を除く)で、死者は88人です。(日本政府発表)
4月3日は、1日に300人以上の感染者が確認され、1日の感染者数では、過去最大数でした。
日本は、これから国民を検査していく段階でもあり、
傾向としては、日本はまだ感染者数が伸びる可能性があります。
都道府県別感染者数

中国
コロナといえば、この国は欠かせません。
2020年が始まってすぐに、
中国武漢から、世界的な混乱が始まりました。

中国で取られた対策は、地域封鎖をして、省から省への移動はもちろん、街から街の移動も即座に封鎖したことでした。
この対応力のスピードはかなり評価されています。
4月3日現在で、発表されている感染者は82804人(中国政府発表)
死者は3000人を超えています。(4月1日日本政府発表)

現在も、2月、3月よりは感染者数が急増しないもの、感染者は増え続けています。
しかし、この数にアメリカ政府は批判を示しています。
中国政府は、感染の終息を主張している一方で、感染者の報告数の虚偽や無症状感染者のカウントをしていないなど、発表している感染者数と齟齬があると言われています。
これは、WHOは感染者の定義を「症状の有無に関わらず、検査で陽性反応が出た人」と定義しており、中国では無症状者をカウントしていないため、中国にはさらに感染者がいると見込まれています。
さらに、中国では驚きの事実が発覚しました。
中国農業科学院ハルビン獣医研究所が発表した論文では、「猫から猫へコロナウイルスが感染する」ことが研究でわかりました。
猫から人へ感染するかは、未確認であるが、これが事実であると、さらに感染のリスクが高まるとされています。

韓国
次は、中国に近い韓国についてです。
韓国で取られた対策は、ローラー作戦です。
片っ端から、国民全員を検査し、陽性反応が出た人を引っ張り抜いていく策です。
なんと、韓国では3月18日の時点で、28万人以上を検査しています。
一方で、日本はその頃、およそ1万人です。
韓国では、宗教団体の集団感染が1件ありましたが、それ以降大きな集団感染はなく、確実に抑えられているとしています。
4月3日現在、韓国の保険福祉省の発表では、感染者は10062人で、1万人を突破しました。
また、死者は174人です。
中国に比べると、感染者数の割合から、死者数が少ないこともわかり、早期治療や医療設備等が整っているからだとも考えられます。
現在、韓国では感染者数は減少傾向で、終息に向かっていると考えられます。
韓国は、世界中のあらゆる国から、コロナ対策の対応が良かったと評価されており、
その対策が功を奏し、減少に至っているのかもしれません。
シンガポール
次に、東南アジアを見ていましょう。
シンガポールでの感染者数は、4月3日現在で、感染者は1114人で、死者は5人になっています。
4月2日に1000人を突破し、感染者が最近急増しています。
かつ、シンガポールは、淡路島ほどの大きさに、人口500万人が暮らしており、感染すると、隔離することも難しい地理的条件に置かれています。
かつ、シンガポールには、世界的なハブ空港があり、世界中から人が集まります。
比較的、東南アジアではコロナの急激な蔓延は起こっていませんが、今後どのように感染者が増えていくのか、予想が難しいです。
しかし、シンガポール政府は、4月3日に、
1か月間、学校や職場を閉鎖すると発表しました。
他国の対策を参考にして、今後の動きが変わってくると考えられます。
フランス
次に、ヨーロッパ圏内のフランスです。
フランスでは、3月19日の時点で、感染者が1000人を突破していましたが、
4月4日に発表されていた数では、感染者は68605人、死者は7500人を超えました。
この2週間の間に感染者が急増しており、死者数の増加も、
高齢者施設での集団感染があったりして、今後も増える見込みがあります。
今回、
フランス政府が取った対策は、外出禁止令の発令であり、違反者には罰則が与えられるほどの限界体制を引きました。
レストランなども閉店している為、国から企業へ、またその従業員にも支援金を払うことがわかっています。
アメリカ
次に、大国アメリカです。
最近、ニューヨークでの感染拡大が話題になっていますが、
4月4日時点のアメリカでは、感染者は277965人、死亡者は7157人です。(ジョンズ・ホプキンス大学発表)
特に、ニューヨーク州では、4月4日に、死者が3500人を超えました。
アメリカの死者のおよそ半数はニューヨーク州です。
ニューヨークの様子は、
YouTubeにて、ニューヨーク在住の日本人がどのような生活をしているか
動画を挙げているので、拝見することもできます。
ニューヨークは、東京以上の大都市ですが、マスクをしないアメリカ人がマスクをし、出歩いている人がいないみたいです。
トランプ大統領はEU諸国からの入国や渡航制限、ウイルス検査の無償化など、徹底して対策を行ってきました。
アメリカが取った対策は、経済的な支援、つまり金銭的な供給が非常に多く、企業から従業員へ支援金の支払いも行われています。
カナダ
最後に、アメリカのお隣の国、カナダです。
カナダは、4月4日現在で、感染者は7708人、死者は89人です。(カナダ政府より)
カナダの感染の中心は、トロントやバンクーバーなどの大都市に集中しています。
カナダが取った対策は、3月19日より、アメリカ国籍、カナダ国籍、及びカナダの永住権を取得している人以外の入国を禁止しました。
また、医療機器の購入や企業への支援金など、幅広く経済支援を行う方針を示しています。
カナダは、計画通り、東京オリンピックを実施するなら、選手を派遣しないと宣言したり、国民を守る強気な対策をしていきそうです。
最後に
この記事では、世界のコロナの状況をまとめてきましたが、
感染者の数や国の対策など、国によって対策が異なり、政府の方針がカラーとして出るなあという印象です。
特に、アメリカは中国より感染者数も多く、
日本は世界的にみると感染者数も少ないです。
しかし、日本は4月6日時点で、検査数が74443人と、一か月経った今でも、韓国の検査数には及んでいません。
検査をすれば、感染者は増加すると思うので、これから日本の感染者数は伸びていくと考えられます。
このように、世界と比較すると、何故そのような事態が起きているのか、疑問も湧いてきます。
今後、コロナが二度と流行らないように、感染対策、感染経路の解明など、していって欲しいですね。
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