こんにちは。
最近、世界遺産について勉強をしていて、
7月5日にある世界遺産検定2級の試験を受けて、
2級を取得しました!
なぜ世界遺産検定を受けようと思ったかというと、
元々、世界の魅力にもっと敏感に気づきたい、文化、自然を知りたい、
そこで、
世界遺産を知ることが、その地域の自然や文化を知る最も
近道だなと考えたからです。
というもの、世界遺産に登録される基準は、人類の創造や文化的価値、自然背景などを基準としている為、世界的に評価されたものが一目で知ることができます。
そこで、筆者が勉強していた中で見つけた世界遺産について、少し紹介したいと思います!
日本には、現在23個の世界遺産が存在しますが、そのうちの厳選した5つをご紹介します。
姫路城(兵庫県)

日本でもよく知られている世界遺産の一つ「姫路城」は、日本で初めて世界遺産が登録された4つのうちの1つです。(他は、法隆寺、白神山地、屋久島)
姫路城は、別名「白鷺城」とも呼ばれ、白く輝いている城です。
姫路城の起源は、1346年に赤松貞範という人が築いたと言われており、現存する日本の木造建築城では、最高傑作であると言われています。
外観は素晴らしいですが、中も素晴らしく、江戸時代の設備がそのまま残っており、矢倉や石落としなど、仕掛けが残っており、陥落するのが難しい城となっています。
姫路城は他にも凄い点があり、実は、姫路城の中に学校が2つあります。
それが、「姫路東高校」と「賢明女子学院中学校・高等学校」です。
このように、世界遺産の中に学校があるというのは、世界的にも珍しいです。
でも、学生にとっては、
教室や校庭からは、世界遺産の姫路城を一望でき、
伸び伸びと学校生活を送ることができますね。
アクセスについては、
JR姫路駅から姫路城へは、徒歩で行くことができます。
また、姫路駅は新幹線が停車するので、大阪や神戸からでも気軽に訪れることができます。

平泉-仏国土(浄土)を表す建築・庭園及び考古学的遺産群(岩手県)
次に紹介するのが、こちら!「平泉-仏国土(浄土)を表す建築・庭園及び考古学的遺産群」です。

世界遺産の名前が長すぎる…
平泉という地名は一度は聞いたことがあるのではないでしょうか。
そうです、日本史でお馴染みの、奥州藤原氏ゆかりの地ですね。
この場所は、6世紀に日本に仏教が伝来し、浄土思想が日本人の心に根付くきっかけになった場所ですね。
浄土思想とは、
例えば、人は死後に極楽浄土へ行くといった死生観などです。
聞いた事ありませんか。
世界遺産を全て合わせると、5つの建築物で構成されている構成遺産となっています。
その中で最も有名なのが、「中尊寺金色堂」です。

昔、岩手県周辺では、金が産出しており、その金を用いて、
権力を示すために、金を存分に利用した建築物です。(名前に金色堂と書いているくらい)
他にも、日本独自のここだけでしか見れない庭園があったり、自然と調和した遺産を見ることができます。
国立西洋美術館(東京都)
次に紹介するのは、「国立西洋美術館」です。
上野にある美術館ですね。

都内に世界遺産があるなんて、びっくり!

都内には、小笠原諸島と合わせて、2つの世界遺産があるよ!
こちらは、東京23区内に唯一ある世界遺産なので、
都内に住む方にとっては、最も気軽に行ける世界遺産となっています。

この世界遺産は2016年に登録された、新しい方の世界遺産です。
では、何が世界遺産なのでしょうか…
それは、この美術館の建物が世界遺産に登録されています。
この美術館は近代建築の世界三大巨匠の「ル・コルビュジエ」さんが設計した建物です。
この世界遺産を申請したのは、フランスですが、関連遺産として、6か国にも渡った世界遺産になりました。
その為に、日本の世界遺産で他国に渡るのは初、大陸をまたいだ世界遺産登録も世界初となりました。
国立西洋美術館の建物だけではなく、中に展示されている作品も、モネ、ゴッホ、ピカソなど名だたる著名人の作品が展示されています。
しかも、なんと入場料が500円みたいで、気軽に行けます!
長崎の教会群とキリスト教関連遺産(長崎県)
日本にいても、ヨーロッパのようにキリスト教の雰囲気が感じられる場所が長崎にあります。
次に紹介するのが、「長崎の教会群とキリスト教関連遺産」です。

日本に初めて、キリスト教が伝来させたのは、もちろん皆さんご存知の通り、
あの有名な「フランシスコ・ザビエル」さんです。
彼は、長崎県の平戸に上陸し、九州地方を中心にキリスト教を伝来しました。
しかし、江戸時代にキリスト教の弾圧を受け、一時は衰退してしまいましたが、
今でも、長崎県や熊本県には多くの教会やキリスト教の遺産が残っています。
日本で、最も西洋を感じられる場所として、今回推薦しました!

宗像・沖ノ島と関連遺産群(福岡県)
最後に紹介するのが、「宗像・沖ノ島と関連遺産群」です。(むなかたと読みます)
これは、福岡の古代有力豪族であった胸形氏に関する遺産とされています。
その中でも、一際目を惹くのが、沖ノ島です。

なんと、この島は一般人の上陸禁止の島で、聖なる島とされています。
ここでは、「航海の安全祈願」の祭祀が行われており、島という自然を利用した崇拝が行われていました。
島に上陸することはできませんが、50キロ程度までは近づくことができるので、目で島を見ることはできます。
最後に
いかがでしょうか。
日本には、日本人にも知らない文化や自然がたくさんあります。
この世界遺産の紹介で、少しでも日本の歴史や背景に興味を持ってくれたら幸いです。
沖ノ島以外は行くことができるので、是非訪れて見てください!
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